今年初めての雲の海
- 信弘 中谷
- 2015年11月7日
- 読了時間: 1分

11/3 今年初めての雲の海です。
23年前、雲の海との初めての出会いを、次のように書いていました。
「海辺の町から、山深いところに家族を連れて行って本当に暮らせるだろうか、と随分悩みました。結局、『女房の、お父さん住む家さえあったらあとは何とかなるやん。ここにしょう』の一言で決断。その年の春、山の家に移ってからは、また一からの出直しです。畑も買い・鶏舎も建て、家族総動員で働き続けました。時折訪ねて来る人からは、『ここは見晴らしがよいですねー』と言われていましたが、海にこだわっていた私には、それほどとは思えませんでした、、、。半年過ぎたある秋の日、朝早く家の外に出ると、一面が霧でした。霧の中に山の頂がぽつんぽつんと島のように浮かんでいました。『うわっ海や、雲の海や!』と思わず叫んでいました。それはよく見慣れていた瀬戸内の海のようでした。それからまた夢の続きが始まりました」。
懐かしくもあり、感動がよみがえります。毎朝が楽しみな季節です。
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